ここ数日、極端に偏って見てるDVD。
ていうか今はドラキュラだろう、私・・・


ええと、見ているのは主に楢原チームです☆(決してそれが山本チームだからでは・・・多分:笑)
いや、マジ話楢原ヘンリーのラストシーンが大好きなのですよ。



快楽主義を口にしつつも、実は人生、結婚やバジルのこと等、それほど楽しいことばかりではなかったであろう楢原ヘンリー。
「ドリアン、僕にも、君には分からない僕だけの哀しみがある」
この台詞から、ドリアンに「おやすみ」と言われるまでのやり取りと、そのあとフェードアウトしていく舞台の上を静かに一人寂しく退場する
ここまでのシーンの流れが本当に大好きなのです
楢原ヘンリーが彼らしくポーズを取って快楽主義を語れる、ある意味では飾った自分の理想を、飾らずに表現できる相手が、この時はもうドリアンしかいなかったのではないかな。
とか
そのドリアンですらどこか自分から離れていこうとしている、そんな寂しさがあるんじゃないかな
とか
なんだか、置いていかれてしまう寂しさとか切なさとか
とにかく、ここの楢原さん大好きなんだー!!!!!(何度言えば気が済むか私)
離れていこうとするドリアンを、それでも自分とのいつもの位置に彼を留めようと、いつもと変わらない言葉をかけるヘンリー
自分が変わろうとすることでこれから何が起こるかわからない恐れと、変わろうとする自分にそれでもいつもと同じ言葉をかけてくれるヘンリーに、沸き上がる感情を抑えようとするドリアン
言葉はあくまで抑えて抑えての、この静かに、それでも非常にテンションの高いシーンが絶品なんだー!!!!!(はい、この瞬間シーンでは山本さんも良いです)
もう、ここまでの3時間弱ほぼそこのシーンのために見ているのですが、しかもそれがこのシーンだけ抜き出せばよいものではない!
いや、ここだけ見ても本当に胸が締め付けられるですが、このラストシーンにたどり着く、それまでのシーンの積み重ねが最後を本当に切なくさせるです!!
結果、繰り返し見ると・・・


あー、リリーズといい、楢原さんの最後に向ける切な系演技
大好きだー!!
(キャラの方向性が違う白夜行はスルーでした←オイ)


あまり周囲で好評ではない作品なのですが、この楢原さんに加え、個人的に言葉遊びを見ているのが大好きな私は(自分では出来ません。頭悪いので・・・)ヘンリー卿から発せられる膨大な言葉の応酬に私は見入ってしまうのです。
快楽主義を語るシーンに関しては笠原さんの方が何か説得力があって(自分で実践してそうなんだよね・・・←楢原さんは言っているだけでやっていなさそう)見ていて(聞いていて?)楽しいです。
ヘンリー卿VS吉田君も大好きなんですが・・・
やり取りというか、台詞の掛け合いがある程度分かってしまうとだんだん・・・(笑)